011

菊竹清訓

菊竹清訓

Kiyonori Kikutake

1928-2011

つぶやく

建築の人たちがほとんど方法論を勉強していないということがわかって、それはなぜかというと、方法がなかったんですね。建築の技術に方法がなかった。そのことがあって、方法論がわかってないのは日本だけかと思ったら、そうじゃないんですよね。ドイツのバウハウスの人たちにもそれがないということがわかった。……

1928年4月1日 ─ 2011年12月26日

1950年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。竹中工務店、村野・森建築設計事務所を経て、1953年、菊竹清訓建築設計事務所設立。1960年、浅田孝、菊竹清訓、黒川紀章、大高正人、栄久庵憲司、粟津潔、槇文彦、川添登らとともに「メタボリズム」グループを結成。1964年、《出雲大社庁の舎》(1963)にて日本建築学会賞受賞。1995年、『軸力ドームの理論とデザイン』にて早稲田大学工学博士号取得。2005年の愛地球博では、会場全体のマスタープラン、及びグローバルループの設計に携わる。主な建築作品=《スカイハウス》(1958)、《東光園》(1965)、《都城市民会館》(1966)、《アクアポリス》(1975)、《江戸東京博物館》(1993)など。

DATA
場所:菊竹清訓建築設計事務所
収録日:2012年6月29日
資料提供:森美術館「メタボリズムの未来都市展」

アーカイブス資料